アーカイブ | 5月 2016

債務整理をする時には法テラスと自分で探す法律事務所どっちが良いのか

「借金が多く、生活が成り立たない」、「失業してしまい、ローンが返せなくなった」

そんな方は債務整理や、自己破産を考えたことがあると思います。

弁護士事務所のホームページを見ると費用は20万円~となっていて

そんなお金なんてないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、法テラスでは生活に余裕のない人が法的解決を行う援助をしています

ので利用するのも一つかもしれません。

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債務整理をする際に考えたい法テラスって?

・法テラスとは

法テラスとは、国によって設立された法的トラブル解決のための公的な法人です。

・法テラスを利用するメリットは?

法テラスでは「法律相談援助」として、無料相談を行っています。

そして実際に自己破産等の手続きを行う際には、「書類作成援助」

「代理援助」として弁護士や司法書士費用を立て替えてくれます。

この立て替えた費用は分割で支払っていくこととなります。

弁護士費用や司法書士費用もそれぞれの事務所に直接相談に行くよりも

低めに設定されています。

・法テラスを利用できる人は?

法テラスは生活に余裕がない人のための制度ですので、

収入制限、資産制限があります。

一般的に単身者は月収182,000円以下(都市圏では200,200円以下)、

資産(貯金等)は180万円以下、二人家族は月収251,000円以下

(都市圏では276,100円以下)、資産は250万円以下となっている

ようです。

夫婦である場合は夫婦それぞれの月収や資産が合算されますので

注意してください。

・利用するにはまず何をすればいいの?

まずは近くの法テラスに電話するか、受付に行くとよいようです。

話を聞いてくれ、相談を受ける場合は予約を取ってくれます。

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債務整理をする時に法テラスを利用するデメリットは?

担当してもらえる弁護士や司法書士を選ぶことができないことです。

また、法テラスを利用することができるかの審査のための

収入等の審査は書類の提出だけでなく面談形式をとるようです。

その分手間がかかるといえるかもしれません。
ここまで法テラスを利用した債務整理と、自己破産について紹介してきました。

自己破産をしたいけれど、弁護士費用が出せなくてあきらめていたと

いう方は法テラスの利用も考えてみたらいかがでしょうか。

 

債務整理の中でも自己破産は手続きが大変なの?

それでは債務整理の中でも重い手続きにはいる自己破産とはどのような手続きなのでしょうか。

まず自己破産とは、簡単に言えば借金を帳消しにする手続きです。裁判所に申立を行い免責許可を受ければ借金が帳消しされます。

大量の負債を抱えている人にとっての最終手段で、弁護士などの専門家とともに進めていくことになります。

自己破産には同時廃止事件と管財事件の二つに分けることができます。債務者が返済に充てられる財産がない場合は同時廃止事件として扱われ、免責決定までが早いのが特徴です。

あつかう法律事務所によっても認可がおりるか否かが大きく異なってきますので慎重に法律事務所を選ぶべきです。

法律事務所の選び方については、法律事務所の評判と口コミが参考になります。

その他にも自分で選ばずに、法テラスの法律事務所紹介窓口を利用するという方法もありますが、条件がついてきますし、現在では後払いや分割払いもできますしメリットは昔と比べて少なくなりました。

一方で、一定以上の財産がある場合は管財事件として扱われ、管財人が財産の調査などを行います。これは長期間に及び費用もかなりかかるので、同時廃止事件として扱われるように申立を行う方が助かります。

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さて、自己破産を申し立てても免責不許可となることがあります。これは借金返済義務が残るということです。例えば、ギャンブルなどで借金を作ってしまった場合や財産を隠していた場合です。

また、免責許可を受けても滞納している税金や罰金、さらには不法行為による損害賠償の支払いを免れることはできません。これらをを非免責債権と言います。

そして借金が帳消しになると言っても、もちろん無条件ではなくそれなりのデメリットがあります。まずはブラックリストに載ってしまい17年程度は借り入れやローンを組むことができなくなります。

クレジットカードなども作れません。さらに自己破産の手続きが始まれば免責決定となるまでは、破産者となって就ける職業、取得できる資格が制限されます。

例として弁護士や司法書士をの他、警備員などの職業に就けなくなります。ただし、裁判所が免責を決定するとその制限はなくなるので、

それまでの辛抱ですからさほど気にする必要はないでしょう。また、官報といって国家が発行している機関紙に名前や住所が載ってしまいますが、

一般人が目にすることはほとんどないので気にしないでいいでしょう。

ただ最後に注意したいのが、自分は免責許可を受けても保証人には支払い義務があります。

したがって自己破産の手続きをするなら事前に相談しておかないとトラブルに発展することがあるので注意です。

参考サイト