高齢起業者の借金からの再生を考える

「会社やっていて、金が回らなくなって、誰にも相談できなくて自殺する人が多かった」

友人は自分の地元についてそう語った。

彼自身も経営者をしており、企業の際の借金というのを順調にコツコツ返している身でもあり、その誰にも相談できなくて自殺することに対し「自己破産でもなんでもすればいいのに、、、」と語っていた。

私もそう思う。

個人レベルの借金においても、起業者の借金においても、現在は債務整理についての情報が誰にでも当たり前に入ってくる時代になっている。

一重に、ドラマ、漫画、アニメ、CM、動画サイトの普及と、現代のインターネット環境に触れていれば、自然にそうなる時代なのだろう。命と金どちらかとなれば、命をとるのが当たり前、生きていればなんとかなる。むしろお金は必要なだけあればいい、そう考える人も少なくない時代になっているのだから。

しかし、現代は高齢化社会、更に超高齢化社会へ向かっていく時代である。

この友人と話していて気づいたのだが、「高齢で、インターネットも知らない経営者」はこれからどうなっていくのだろうと思ったのだ。

思えば起業する人にとって、会社がつぶれるというのはどういうことなのだろう。

私は32歳になったし、自営で仕事もしているし、そういう話も知っている人間なので

まぁ会社がつぶれることというのは、ある意味よくあることに過ぎない、と考えている。

しかし高齢の人にとっては違うのではないか。

たとえば今の時代の経営についていけなくて、苦しい経営を余儀なくされている高齢な経営者も多くいるだろう。私のような若年の自営者とは、まるで違う感性でお金と会社とプライドを持っている方もたくさんいるのではないかと考えたのだ。そういう方が借金で首が回らなくなったとしたら、どうするのだろう。「首が回らなくなって自殺する」という選択をする人がどんどん増えていくのではないか?と考えて少し恐ろしくなる。

経営というのは今コストメリットを考えて、効率的に無駄なくやるのが、当たり前という日本の時代の流れになっているが、そこに対応できない企業に対してコンサルタント業というのがあるのは承知しているが、命を大切にするという考えのもと、高齢者時代を支えていくという考えのもと、もっと老年齢者と借金について考えなくてはいけない時代になってきたのではないか。

数年たって、老年経営者の自殺が増えている、といったニュースを見ることがないよう、ぜひ債務に関わる仕事をしている人や、政治が、老年者の借金について取り組んでいってほしいと思うのである。

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