自己破産のメリット・デメリットについて法律的な視点で考えてみよう

自己破産と聞かれた方は、借金から逃げる卑怯者とお考えになるかもしれません。果たしてそうなのでしょうか?

現代社会における終身雇用制度は崩壊し、若い世代は安定した収入が得られず、ましてや基本的な給料も少ないといったことが

現実です。(親の世代と比較してですが)

若い世代は、社会保障費用の増大・消費税の増税などといったマイナス要素が団塊世代に比べ増えている状況にあります。

また、求められるステータスも増えているのが現状です。親の世代は、マイホーム・マイカーの購入が当たり前の時代です。

その様な環境で育った世代は、あたかも当たり前の如く考えていることも実情です。

即ち、若い世代は収入が少ない中で高い高いリスク即ち高額な借り入れに手を出すことに先見性を持って考えれないことが

あります。誰しもが、自己破産といった状況に陥る可能性を持っていることです。

そこで自己破産のメリット・デメリットを纏めてみました。

【メリット】

・借金がなくなり、再スタートを考えること・することができる。

・債権者からの取立てに怯えることがなくなる。

・自分の子や孫に影響がない。

・生活に必要な家財道具は手元に残せる。

・ある程度のお金が手元に残せる。

・人間的な生活に戻ることができる。

【デメリット】

・住宅や車などの財産を失う。

・5年から10年の間、クレジットカードの発行やローンの申請が出来ない。

・自己破産にはある程度の費用が掛かる。

・連帯保証人に支払い義務が移行する。

【両方の面を持つもの】

・あまり多くの人に自己破産の事実を知られない。ただし、会社勤めの方は自己破産申請時点での退職金の金額を会社に聞く必要がある。

他にも沢山のメリット・デメリットがあります。自己破産をする際に注意する点は、過度の浪費やギャンブル、犯罪行為ではないことが

重要です。趣味程度のギャンブルは、免責不可事由に該当しないことが多いです。ただし、破産する可能性があるのに贅沢をするなどと

いったことは詐欺に近いので要注意です。また、金額が少ない場合は、債務整理に至るケースもあります。

最近は、自己破産・債務整理は弁護士または司法書士の2つの手段がありますがどちらもそんなに違いはありません。

また、裁判所への出廷は1回だけの場合も多い(弁護士さんが殆ど対応)場合があります。

その他、管財事件の場合は管財人の弁護士の方とも面談があります。

これまでのことは、怖いものではありませんが債権者集会なるものがあります。債権者からの意義申し立てがある場合や色々な話がある可能性

もあります。

ただし、管財人の意見書で免責しても良いとなれば問題ありません。

メリット・デメリットを考えても始まりません。自分の置かれている状況から何が最善かを選んでください。人生はやり直せます。若いうちなら

マイホームも夢ではありません。誰もが自己破産者になりゆる時代なのです。今の世の中は。

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